WordPress初心者はまずなにを学べばいいの?
デジタルハリウッドスタジオ福岡でWebデザイナー専攻の先生をしています、あじさいけーすけです。
今回はよくある質問、「WordPressの初心者って何から学べばいいの?」こちらについて書いていきます。
HTMLやCSSを勉強して、デザインを再現できた。ここからWordPressを学ぶにはどうしたらいいの?って方に読んでもらえますと光栄です。
WordPressはCMSって括りの中のひとつ
CMS ( Contents Management System )はたくさんの種類があり、WordPressはその中のひとつでしかありません。
baserCMSやa-blog CMS、Movable TypeにDupalとかもろもろ本当にたくさんある….
その中で多くの人が使っていて、制作者の情報が多いのがWordPressです。情報が多い分、勉強のハードルが低いと思われます。
ただお仕事では、前述したような様々なCMSを触るのでWordPress以外にも選択肢を持った方がお客様に合った提案ができます。
1. 必ず技術書を購入しよう
WordPressはYouTubeやUdemy、ネットのブログ記事にたくさんの情報があります。
しかし、それは断片的で更新している方が色んな目線を考えてやっているわけでなく限定的な実装方法もよくあります。
なので、必ず技術書を1冊は購入しましょう。
一般的に書店に並んでいる技術書は、最前線でお仕事をしている業界の著名人の方々が執筆依頼を受けて本を書いていることが多くあります。
なので、情報の信頼性が高いことがあげられます。
さらに、断片的ではなく体型的に学ぶことができます。業界特有の呼び方等も書いてあることがあり、他制作者と共通認識を生むこともできます。
なので必ず技術書は購入しましょう。1冊でも良いですし、その本が合わなければ他の本を購入しても良いと思います。
2. WordPressの仕組みを理解しよう
WordPressを学んでいくと「とにかくページを作ろう!」といった方をよく見かけます。
教材に沿ってやっていく分には良いですが、いざ自分でオリジナルサイトを作ろう!といったときに何もできない方もよく見かけます。
なので、少し余裕があればWordPressの仕組みを理解する時間をとってあげてください。
仕組みをいうと少し難しいイメージかもしれませんが、初心者の方はこれは必ず抑えましょう。
すごく簡単なことです、本には必ず書いてあります。
- 投稿と固定ページの違い
- カテゴリとタグの違い
- テーマを変えるとどうなるのか
- プラグインを使う方法とは
- データベースが必要な理由とデータベースと何をやりとりしているのか
どれも大事なことで、誰しもが最初は学ぶものです。しかし、生徒さんに教えているとこの辺をすっ飛ばしている方が実は多い….
作業としてやったことはあっても、なんでするのかわかってない状態だったりします。
3. PHPのコードをかけるようになろう
次にプログラミングの部分になります。PHP自体を少し勉強するのはもちろんですが、
PHPというよりも、プログラミング全般の知識ですがここはまず抑えておく。
- if文
- foreach文
- while文
- 変数、配列、連想配列の扱い方
データベースから情報を取得すると配列になって値が返ってきます、あとはそれを自由に使うだけ。配列を自由に使えるだけでWordPressはとても楽になります。
WordPressのPHPのコードを書く際はこの3点を必ず抑えましょう
それぞれの意味と使い方をしっかりと勉強ですね!
4. トップページとお問い合わせページを作る
デザインにもよりますがこの2ページを作ると結構わかることが多いのではと思います。
トップページに記事一覧が入っている前提ですが、トップとお問い合わせを作ることでHTML/CSSで作ったデータをWPテーマ化、プラグインを使う、実際にお問い合わせメールが届くところまでできると良いかなと思います。
おわり
自分のところのアルバイトさんに向けてWordPressを教えないといけないため、ひとまず自分の中の考えを棚卸しして行っています。
他にもWordPressのカスタマイズやホームページの作り方について記事を更新していきます。